タックルオフ沼津店 ロッドメイキング講習会実施!第2回目!
タックルオフ沼津店
ロッドメイキング講習会実施!
第2回目!
こんにちは、
リメイク、リペア担当の福田です。
今回の講習会は、
前回の続きとなります。
今回も2名様のご参加!
前回ガイド巻きを実施。
今回はグリップの加工と、
取り付けを行います。
今回の主役メカ。 旋盤機です!
高速回転で、加工も楽々!
旋盤機で、ロッドに使用する。
フロント、リアの加工を主に行います。
マタギさんで取り扱いをしていましたが、
残念な事に、現在は取り扱っていません。
貴重な旋盤機です。
旋盤機が非常に重いので、
安全を考慮して、旋盤機を床に置いて、
お客様とグリップの削りを行います。
前回ガイドを取り付けたブランクに、
既製品のエバグリップを刺し込み、
イメージを確認。
どの位削るのか、
お客様と話しながら、
削り加工を実施します。
フロントを削り込んで、
握りを細身にします。
エバグリップの内径に合わせて、
アルミパイプに、
テープを巻き厚みを稼ぎます。
回転時グリップが、
緩まない様にします。
テープを巻いてズレ防止。
エバグリップを差し込んで、
回転時に遊びが出ない様に確認。
前回ガイドを取り付けた、
ブランクの調子を見ながら、
グリップの位置や長さを決めます。
穂先も若干削り込んでいるので、
竿の調子は抜群です。
オモリのハネも無く、
お客様ご満悦の調子となりました。
胴突きオモリ100号での調子。
旋盤機を回転させながら、
耐水ペーパーの3タイプで加工処理します。
耐水ペーパー3種類用意。
番手は、荒目240番から、
600番、整えで800番使用。
掃除機を旋盤回転時に、
側まで近づけて、
舞い上がる粉を吸い取ります。
それでは、お客様と旋盤開始!
お客様に削ってもらい、
私は、側で舞い上がる、
エバの削りカスを吸い取ります。
※掃除機は必需品です。
これが無いと、
辺りはエバの削りカスで大変になります。
お客様も段々と慣れて来まして、
当てる角度や、
ペーパーの番手を上手く使用し、
ご自分のイメージ通りに削っています。(たぶん)
これからペーパーの番手を
荒目から細目に変えて、
回転数を上げながら、
表面処理をして行きます。
出来栄えの状態は、お客様もご納得!
途中で、エバグリップの握り具合を確認しながら、
微調節の削りを行います。
ブランクに刺し込みフロント位置を再度確認。
エバフロントの接着を行います。
マスキングテープを
等間隔に巻き、
エポキシボンドで接着します。
接着完了!
リアの加工に入ります。
リアは、グラスパイプを入れて、
DPSのパイプシートを被せます。
リア部は、熱収縮チューブで処理。
バットエンドは、富士工業の
ソフトバットキャップBRC 19.0Rで取り付け処理。
簡単なリアのエンド処理としては、
ご自分で加工されるお客様も多いです。
コストも抑えて、
収縮チューブの簡単な、
メイキングが出来ます。
パイプに被せて、
ヒートガンで熱収縮させます。
後は、フロント部、パイプシート部、エンド部に
飾りを入れて、コーティング処理で終了となります。
ここまで完成!
もう一人のお客様は・・・
ご自分のブランクを持ち込まれて、
飾り巻きに挑戦。
Dスレッド(ブラック)を
下巻き15cm程度巻き上げて頂きます。
好きなスレッドを選んで頂き、
ラメ入りの帯糸で、
組み入れています。
後は、組み方の順序を説明し、
交互にスレッドを入れて行きます。
こんな感じです!
お客様も、
イメージ通りに飾り巻きが出来た様です。
これからコーティングに入ります。
飾りも綺麗に巻けたので、後はコーティングのみ。
メイキング講習会は、
随時行っていますので、
店頭で気軽にお声掛け下さい。
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